音楽の形式を学ぶ

音楽の「形式」を学び、
深い音楽知識から導き出される
豊かな表現を追求します。

2017年4月17日月曜日

音大合格体験記(久保真希さん)


春は進級・進学の季節。暖かい春の陽気とともに、ソナタコンクールを受験した新大学1年生から嬉しいお便りが届きました!今回は、第1回ソナタコンクール「ソナタ全楽章コース」に参加し銅賞を受賞、その後、東京藝術大学を受験し、見事合格された久保真希さんにお話を伺います。

ソナタコンクールを受けたきっかけは?

もともとこの1年は受験のためにコンクールなどは受けず、レッスンと受験勉強に徹するつもりでした。ですが、練習するうちに受験曲に悩みが生じてきました。曲を変えたり、古典期のソナタにも苦戦していた9月頃、ソナタコンクールの記事を見つけ、当時師事していた先生に自分からコンクールを受けたいと申し出て、参加することにしました。

ソナタコンクールを受けて・・・

12月のレクチャー&マスタークラス&アナリーゼは、自分の音楽への考え方が大きく変わった体験でした。小さな曲の中でも音楽の流れがあり、その形式をとらえ、構成を考え、分析していくと、その理解が演奏に生きてくるということを身をもって実感しました。それまでも受験勉強として楽典の勉強などには取り組んでいましたが、どこか演奏とは結びついておらず、演奏と楽典でそれぞれ独立した教科を勉強している感覚でした。この日がきっかけとなり、楽譜をじっくり見て1つ1つの記譜に対して、なぜ、どうして、と問いかけて勉強するようになり、改めて作品や作曲家の魅力を感じ、より真剣に音楽に向き合って深く勉強したいという思いが強くなりました。

音楽の本質を考えるきっかけを与え、自分からすすんで音楽を勉強する方法を気づかせてくれたソナタコンクール。今年は、マスタークラスの聴講ができたらと思っています!



新しい季節に、新しい学びを!第2回ソナタコンクールは東京予選の他に大阪予選もございます!皆様のお申込をお待ちいたしております。(ソナタ全楽章コースのお申込は5/1からスタート!)

2017年4月13日木曜日

【第2回】ソナタコンクール要項が完成!

第2回のソナタコンクール要項が完成いたしました!ソナタ全楽章部門の申込開始は5月1日からです。定員になり次第締切となりますので、お早めのお申込みをお待ちいたしております。(曲目変更締切日までは、曲目の変更も承れます。)

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2017年1月16日月曜日

【データ・写真で振り返る】第1回ソナタコンクール

総参加者数

予選(ソナチネ・ソナタ含む) 87名
本選(ソナチネ・ソナタ含む) 35名

各予選毎の参加者数

予選地区参加者数通過数本選参加者数
前期34名15名14名
後期53名20名20名

部門コース毎の参加者数

部門予選参加数通過数本選参加数
ソナチネ単楽章8名5名5名
ソナチネ全楽章7名4名4名
ソナタ単楽章30名11名10名
ソナタ全楽章42名16名16名

本選の課題曲選択率(ソナチネ)

曲目ソナチネ(単)ソナチネ(全)
クレメンティ/ソナチネ Op.36-1 第1楽章1名
クーラウ/ソナチネ Op.20-1 第1楽章2名
クーラウ/ソナチネ Op.55-6 第1楽章1名
ディアベリ/ソナチネ Op.151-1 第3楽章1名
テュルク/ソナチネ ホ長調1名
クレメンティ/ソナチネ Op.36-61名
クーラウ/ソナチネ Op.55-61名
ディアベリ/ソナチネ Op.151-31名

本選の課題曲選択率(ソナタ)

曲目ソナタ(単)ソナタ(全)
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第6番 ヘ長調 Op.10-21名
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 Op.10-31名
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」 ハ短調 Op.131名
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第15番「田園」 ニ長調 Op.281名1名
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第17番「テンペスト」 ニ短調 Op.31-21名3名
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 Op.31-32名
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第21番「ワルトシュタイン」 ハ長調 Op.531名3名
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第23番「熱情」 ヘ短調 Op.572名2名
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第26番「告別」 変ホ長調 Op.81a1名4名
モーツァルト/ピアノ・ソナタ 第18(17)番 ニ長調 K.5761名
ハイドン/ソナタ 第60番(ウィーン原典版番号)ハ長調 Hob.XVI:50 Op.791名

ソナタ部門(予選・本選)の参加者分布

写真で振り返る 第1回ソナタコンクール(本選表彰式)

2016年12月23日(金・祝)に開催されました、ソナタコンクール本選の表彰式の様子を紹介いたします。

●12/23の結果はこちら
●ソナタコンクールの特徴的なイベント「マスタークラス」の開催記事をこちらにまとめています。是非ご覧ください。

2016年12月23日金曜日

【結果発表】ソナタコンクール本選(12/23開催)


2016年12月23日(金・祝)、東音ホールにて開催されました「2016年度 ソナタコンクール 本選」の結果をお知らせいたします。



審査員(敬称略)

小林仁・竹内啓子・播本枝未子・久元祐子

審査方法

・審査員4名の点数の平均点が高かった方から順に、金賞、銀賞、銅賞を選出致します。
・平均点で同点が出た場合、各審査員の順位点を合計し、順位点の低かった方(ランキングの高かった方)から、各賞を選出致します。

褒賞

・ソナチネ部門:金賞に賞状、トロフィーを授与
・ソナタ部門:
単楽章コース:金賞にトロフィーと賞金3万円、銀賞に賞金2万円、銅賞に賞金1万円を授与
全楽章コース:金賞にトロフィーと賞金5万円、銀賞に賞金3万円、銅賞に賞金2万円を授与

審査結果

ソナチネ単楽章コース

賞名 演奏
番号
氏名 予選参加地区
金賞 1 滑川 千玲 前期

ソナチネ全楽章コース

賞名 演奏
番号
氏名 予選参加地区
金賞 4 飯田 光 前期

ソナタ単楽章コース

賞名 演奏
番号
氏名 予選参加地区
金賞 10 近藤 花音 後期
銀賞 9 福田 知佳 前期
銅賞 1 手嶋 亜未 後期

ソナタ全楽章コース

賞名 演奏
番号
氏名 予選参加地区
金賞 10 山本 悠流 前期
銀賞 2 曽根 美咲 前期
銅賞 13 久保 真希 後期

2016年12月13日火曜日

【お知らせ】本選(12/23)時間割を公開!

12月23日(金・祝)開催のソナタコンクール本選の時間割をお知らせいたします。
ご参加の皆様には、順次、参加票のメールを送信いたします。12月15日(木)までにメールが届かない場合は、必ず東音企画までご連絡下さい。審査当日は、参加票メールをプリントアウトしてご持参頂くか、メールの画面をご提示ください。

本選 時間割

■日程:2016/12/23(金・祝)
■会場:東音ホール(〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1-15-1-3F)
■アクセス:JR巣鴨駅徒歩1分

部門コース グループ番号 受付時間 演奏時間
ソナチネ単楽章   9:30 - 9:40 10:00 - 10:45
ソナチネ全楽章   9:30 - 9:40 10:00 - 10:45
ソナタ単楽章   10:25 - 10:35 10:55 - 12:10
休憩と審査会議     12:10 - 13:00
講評と発表     13:00 - 13:20
ソナタ全楽章 1 12:50 - 13:00 13:20 - 14:35
ソナタ全楽章 2 14:20 - 14:30 14:50 - 15:50
ソナタ全楽章 3 15:35 - 15:45 16:05 - 17:05
ソナタ全楽章 4 16:50 - 17:00 17:20 - 18:20
ソナタ全楽章 5 18:05 - 18:15 18:35 - 19:35
審査会議     19:35 - 20:00
講評と発表     20:00 - 20:20

2016年12月12日月曜日

【開催レポート】レクチャー&アナリーゼ&マスタークラス

12月11日、ソナタコンクールソナタ部門の本選参加者を対象にした、レクチャー&マスタークラス&アナリーゼを開催いたしました!講師の加藤真一郎先生、西尾洋先生、秋山徹也先生からは、「ソナタ」をより深く感じ、自分の演奏する「ソナタ」と向き合うきっかけを与えてくれるような、温かい言葉や問いかけを頂く一日となりました。当日の様子を少しだけお伝えします!

グループビルディング

まずは初対面の参加者同士の緊張をほぐすため、弊社代表の福田よりご挨拶と同時に、グループメンバー同士で自己紹介などを行う「グループビルディング」を実施。

レクチャー

ソナタって何?形式とは?加藤先生からの問いかけに参加者が答える場面や、参加者同士で「ソナタ」について知っていることをディスカッションしあう時間もあり、改めて、自分の取り組んでいる「ソナタ」を考える時間に。

東音ホールでのマスタークラス


加藤真一郎先生によるマスタークラスの様子。会場によってどう音をコントロールするか、細かな音色の違いをどう意識して弾くかという演奏の観点から、さらに和声分析からどういう音を出すのか、多角的視点からアドバイスしていきます。

竹の間サロンでのマスタークラス


こちらは、西尾洋先生によるマスタークラスの様子。「どこから音が鳴っている?」「ここは何調?」といったことに意識を向ける言葉かけをすると、あっという間に参加者の音色が変わっていきます。

アナリーゼクラス


「ソナタ」を分析する前に、曲の構成が少しシンプルな「ソナチネ」を例に「形式」を学んでいきます。「ソナタ」の分析では、曲の構成や転調の場所を分析することで、作曲家が意図したことを推察し、さらには自分の演奏にどう落とし込んでいくか、徹底的に自分のソナタと向き合っていきます。

ロビーでの質問会



まる一日「ソナタ」について考え、先生方に質問したいことがたくさん出てきたようで、ロビーにいる先生方をつかまえての相談会です。

レクチャー、マスタークラス、アナリーゼクラス、どの会場も真剣に学ぶ参加者と「ソナタ」の魅力を余すところなく伝えようとする先生方の熱気で大盛況でした!この企画が、参加者にとって、音楽学習を進める上での新たな気づきとなり、さらに自身の音楽を深めていくきっかけとなれば幸いです。本選での演奏を楽しみに致しております!

2016年11月22日火曜日

12/11(日) レクチャー&アナリーゼ&マスタークラス開催のお知らせ


12月11日(日)、ソナタコンクール、ソナタ部門のレクチャー&アナリーゼ&マスタークラスが開催されます!
ソナタコンクール予選参加者は、東音ホールのレクチャー・マスタークラスを無料で聴講可能です。
また、ご参加の皆様には、メールにて、当日の集合時間やグループ割をお送りしておりますので、メールを受け取られていない方は必ず、東音企画までご連絡下さい。
■ 日時:2016年12月11日(日)
■ 会場:東音ホール/サロン/5F会議室(東京都豊島区巣鴨1-15-1-3F)

レクチャー&アナリーゼ&マスタークラスの時間割


【 当日の注意事項 】(2016/11/30 updated!)

1)聴講について 予選のご参加者の方から優先的にご案内致します。(予選の際にお配りしたチケットをご持参下さい。)
また、保護者の方も聴講可能です。(ただし、サロンでのマスタークラスは大変狭い会場のため聴講不可。)
東音ホールのマスタークラスのみ、先着順にて聴講可能です。ホールが満席になり次第、入場を制限させて頂くことを予めご了承ください。
また、全ての講座において、ビデオの録画や音声の録音はご遠慮頂きますよう、お願い申し上げます。

2)ご昼食について
昼食の時間は、各自近くのレストランやカフェでご昼食をとって頂きます。お弁当をご持参頂く場合やお店でお食事をテイクアウトされる場合には、座席に限りがございますが、ホールのロビーでお召し上がり頂くことが可能です。

3)解散時間について
終了時間について、全体で集まっての閉会式はございません。各チームのマスタークラス、アナリーゼクラスが終了しましたら、各自解散となります。先生方への質問会は、 希望者にロビーでお集まりいただき、個別に相談する形となります。
その他、ご不明な点がございましたら、お気軽に東音企画(TEL:03-3944-1581/担当:田中)までご連絡頂けましたら幸いです。

当日の講師紹介

秋山 徹也 先生(担当:アナリーゼクラス)
東京芸大卒、同大学院修了、当協会評議員、文京アナリーゼステーション代表、指導者育成委員、メディア委員。論文・著作・翻訳に「総合的な音楽基礎指導」「聴く音楽史」「オ-ケストラのかたち」「ソルフェージュ205」「音楽大学・高校入試問題集」「新イタリア歌曲集」「音楽教育学大綱」他。

加藤 真一郎 先生(担当:レクチャー&マスタークラス)
桐朋学園大学卒業、同大学研究科修了(作曲専攻)。ロストック音楽大学、ミュンヘン音楽大学マイスター課程修了(ピアノデュオ科)。瀬尾久仁&加藤真一郎ピアノデュオとして活動。マレイドラノフ国際2台ピアノコンクール第1位等多数の受賞。NHKへの出演、都響、東京フィル、京響との協奏曲の共演、多数の邦人作品の初演を行う。大学卒業作品《オーケストラのためのキュクロシス》は2003年芥川作曲賞ノミネート。現在、国立音楽大学、桐朋学園大学、東京芸術大学非常勤講師。

西尾 洋 先生(担当:マスタークラス)
作品(主に室内楽)はNDR北ドイツ放送局ラジオにて放送された他、キール・シフレン音楽祭、ハイデルベルク大学、ハンブルク音大、聖ヤコビ教会、聖エギーディエン教会(ともにリューベック)等にて演奏。2009年6月に東京にて初の作品展。(財)ヤマハ音楽振興会にて作曲指導。上野学園大学准教授。ヤマハマスタークラス特別クラス講師。